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協力:NTTシンガポール

今日の暮らしの中で、インターネットはなくてはならない存在になりました。
特に海外で生活する場合、日本の最新情報をキャッチしたり、SNSやブログで日記を書いたり、家族や知人と連絡を取り合ったり、インターネットはとても便利な存在です。
そのため、日本からシンガポールに引越して、まず最初にインターネットに接続できるようにしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

ここではシンガポール生活を始める皆さんがインターネットを利用するための様々な情報をご紹介します。


1) 普及率は?…100%を超える普及率
2) スピードは?…意外に遅いスピード
3) 料金は?…日本よりも割高です
4) 接続するには?…ADSL・ケーブルが主流 まもなく光も
5) インターネットの質とは?…日本のサイトを快適に見るには?
シンガポールの主なインターネットサービスプロバイダー



.普及率は?…100%を超える普及率
シンガポールはIT先進国といわれ、インターネットの普及率はアジア諸国のなかでも際立って高いです。家庭向けブロードバンドインターネットの世帯普及率(Wi-Fiエリア等での無線サービスも含む)は、2009年2月時点で104%、つまり各世帯に1つ以上、ブロードバンドでインターネットに接続できる手段を持っていることになります。シンガポールではほとんどの一般家庭にインターネット接続の環境が整っているといえるでしょう。

.スピードは?…意外に遅いスピード
家庭のインターネット環境が整っているシンガポールですが、実際にインターネットに高速アクセスできるかというと、必ずしもそうではありません。
同じスピードのプランで考えた場合、日本で利用していた時に比べシンガポールでは遅く感じたり、YouTube等の動画の再生が途切れることもよくあります。また下り最大100Mbpsの高速プラン(2009年6月現在、シンガポールで最速)を利用しても、期待した高速スピードでアクセスできないことがよくあります。これは加入しているプロバイダーにもよるのですが、詳しくは下記の「5.インターネットの質とは?」で説明します。

.料金は?…日本よりも割高です
インターネットの接続料金は日本よりもまだまだ高いようです。
最近は各プロバイダーが積極的にキャンペーンを行い、かなり下がってきましたが、キャンペーン価格は契約期間が2年と長かったり、カタログに表示されているような最高スピードで接続できないことも多いようです。
料金の詳細は、シンガポールの主なインターネットサービスプロバイダーをご覧ください。

どのプロバイダーに加入するかを選ぶ時は、どうしてもカタログ上のスピードと月額料金で決めることが多いと思います。しかし実際に自宅でインターネットを使うにあたり、特に頻繁にインターネットを利用するユーザーの場合は、インターネットの質を考えて快適に利用できるプロバイダーを選ぶことも大切でしょう。


.接続するには?…ADSL・ケーブルが主流 まもなく光も
シンガポールでインターネットに接続するには、日本と同様、インターネットサービスプロバイダーに加入する必要があります。主な接続方法は3つ、(1) ADSL (2)ケーブル、そして(3)無線、これらはインターネットサービスプロバイダーの各プランによって違います。

(1)ADSL接続
通常の電話回線を使ってインターネットに接続するサービスで、日本でも同様のサービスが普及しています。ただしADSL接続のスピードは2009年6月時点でシンガポール最大手のシングテルが提供する下り最大10Mbpsが最速、日本の下り最大50Mbpsといった高速アクセスに比べると劣ってしまいます。

• モデム/ルーターを電話ソケットに接続してインターネットにアクセス。
• スピードに限界はあるものの、比較的安価でインターネットが利用できる。
• 提供プロバイダーは、シングテルが大手。

(2)ケーブル回線接続
ケーブルテレビの回線を使ってインターネットに接続するサービスです。シンガポールではほとんどの住宅にケーブル回線が引かれているため、一般家庭でのインターネット接続方法としてかなり普及しています。2008年時点においては一般家庭におけるケーブル回線でのブロードバンド接続が全体の45%と、かなりのシェアを占めます。

• モデム/ルーターをケーブル回線のソケットに差し込んでインターネットにアクセス。
• 高速アクセスに対応(プランにもよるが、下り最大100Mbpsまで対応)。
• 提供プロバイダーは、NTTやスターハブがある。

ちなみに、ご自宅がケーブル回線の利用が可能か否かは、こちらのウェブサイトで確認(検索窓に6桁の郵便番号を入力)できます。

(3)無線による接続
いわゆる無線LANでインターネットに接続するサービスで、物理的なケーブル配線の代わりに電波を利用することでインターネットに接続します。

屋内でも無線LANを使ってパソコンやノートブックをADSLやケーブルモデム/ルーターと接続することでインターネットにアクセスします。電波の届く範囲であれば家中どこでもインターネットを利用することができるため、家中にケーブルを張り巡らすことなく、寝室でもリビングでも自由にインターネットに接続できて便利です。ただし、隣りの家などから勝手に無断でアクセスされないように、セキュリティーの設定をきちんとしておくよう注意しましょう。

また最近では外出先や屋外等でインターネットに接続する機会も増えています。シンガポール政府が2006年12月にWireless@SGというプログラムを導入し、都心部を中心にWiFiスポットの設置を拡大しています。予め定められた3つのプロバイダーのいずれかに登録さえすれば、2009年12月までは無料でインターネットに接続できるというサービスで、詳細はIDAのウェブサイトをご覧ください。

.インターネットの質とは?…日本のサイトに快適にアクセスする秘訣
上記でも少しふれましたが、自宅のインターネットサービスプロバイダーを選ぶ場合には、カタログ上のスピードや月額料金を比較して決めることが多いかと思います。そしていざインターネットに接続してみると期待したような高速スピードがなかなか体験できなかったり、動画が途切れ途切れになってしまったりということがよくあります。これはインターネットの質、に関係します。

インターネットでメールを見たり動画ファイルをダウンロードしたりする場合、各自宅のパソコンとメールやファイルを持っているサーバの間はくもの巣のように回線が張り巡らされていて、そこにデータが流れています。この時に自宅のパソコンからインターネットの入り口となるポイントまでのスピードがカタログなどに表示されているスピードとなります。目的のファイルがあるサーバにたどり着くにはさらに上流のネットワークに接続しなくてはいけないのですが、それをどのように接続しているのかはプロバイダーによって違っていて、これがスピードに関係してきます。

この上流とプロバイダーとの回線の太さ、流れているデータの込み具合や設定、サーバの状況等といった条件によって、最大スピードがでにくかったり動画が途切れ途切れになったりするのです。つまり利用しているプロバイダーが上流のネットワークとどれぐらい太い回線でどのように接続しているかということが、スピードに大きく反映してきます。そのためプロバイダーによって、日本のウェブサイトやメールを見るスピードに随分と差がでてくるのです。ですから、海外から主に日本のウェブサイトを見ることが多いという人は、現地と日本の間を太いネットワーク回線で接続しているインターネット事業者を選ぶとよいでしょう。

ちなみにインターネットの一番上流になる事業者はTier1プロバイダーと呼ばれ、世界的規模でインターネットの中心となる大手プロバイダーになります。Tier1プロバイダーは2009年6月現在で世界に10社ありますが、そのほとんどがアメリカの事業者になり、日本で唯一のTier 1になるのがNTTコミュニケーションズ(NTT Com)です。NTTシンガポールが提供しているインターネット(i-net)は、このNTT Com のTier1ネットワークにシンガポールから直結しています。そのためシンガポールにいながら日本のウェブサイトがサクサクと見られるのです。


シンガポールの主なインターネットサービスプロバイダー
シンガポール現地のインターネットサービスプロバイダーとしては、シングテル、スターハブ、パシフィックインターネット、Qマックスなどがありますが、そのうちシングテルとスターハブが2大大手の事業者となります。そして唯一日系としてはNTTシンガポールがあります。シングテルとスターハブでは英語(と中国語の電話対応)での対応ですが、NTTシンガポールだと申請からオンサイトサポートやトラブル対応まで全て日本語で対応してくれます。


以下では、NTTシンガポール、シングテル、スターハブと3つのインターネットサービスプロバイダーを比較しています。

NTTシンガポール シングテル(SingTel ) スターハブ(StarHub)
会社について シンガポール唯一の日系インターネットサービス事業者 シンガポール国内最大の通信事業会社 ケーブルテレビ網を利用したインターネット接続を提供
サービス名 i-net BB SingNet MaxOnline
接続方式 ケーブル ADSL ケーブル
サービス提供中の最速スピード(最大) 下り 100Mbps
上り 10Mbps
*i-net BBSuperの場合
下り 10Mbps
上り 1Mbps
*10Mpbs Unlimitedの場合
下り 100Mbps
上り 10Mbps
*MaxOnline Ultimatedの場合
月額料金
(下り最大スピードとプラン名)
$59.90(8M BB8)
$79.90(12M BB12)
$119.90(100M BBSuper)
*全て1年契約の場合
$43.82 (3M Unlimited、1年契約*)
$35.90 (6M Unlimited、2年契約)
$58.00 (10M Unlimited、2年契約)
*2年契約の場合は$32.90
$55.73(8M MaxOnline Express)
$75.62(12M MaxOnline Premium)
$115.43(100M MaxOnline Ultimated)
*全て6ヶ月契約の場合
モデム・ルーター 無料レンタル
*故障時は無料で交換
無料配給(※2年契約)
*故障時は自己負担で修理要
無料配給(※2年契約)
*故障時は自己負担で修理要
日本語対応 × ×
固定電話回線 不要 必要 不要
各社ウェブサイト http://www.sg.ntt.com/
(英語と日本語で提供)
http://www.singtel.com
(英語のみ)
http://www.starhub.com
(英語のみ)
その他の特徴 解約後3ヶ月間は継続して、メールアドレスの使用が無料!(つまり日本帰国後も3ヶ月間はメールアドレスが使えます)



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